「たこやき。」の、おうちをちまちま、たてましたー。

「地下室」付きのおうちのことを、ちまちまと公開しています。(マイホーム備忘録)

Web内覧会その6 階段、地下室まわり。

 

こんにちは、「たこやき。」です。

 

Web内覧会、第6回。

今回は「たこやき。」はうすの目玉、地下室とそこへ続く階段です。

 

階段はリビングの端。

採光の窓が1階部分にあるため、照明は踊り場の高さに。

 

階段の外回り部分は、棚のようになっています。

これは地下室が鉄筋コンクリート造りで地上が木造のため、壁厚が異なりそのために出来てしまった部分です。

腰壁の笠木と同じ素材(パイン集成材)で仕上げていただきました。

 

それではいよいよ下へ。

 

階段および手すりの素材はカバ集成材です。1階の床材のレッドパインとはまた少し雰囲気が異なりますね。

 

下りながら回り込んだところにちょっと暗い色の怪しいドアが。

もちろん地下室入口のドアです。

 

ドアを開けると1階とは雰囲気の違う空間が登場です。

 

地下室の奥側です。

天井にあるのは埋込のエアコン。その両側にあるのは24時間換気の給気口です。

 

床材は1階の無垢材とは異なり、フローリング材を使用。朝日ウッドテックの「ライブナチュラルMRX」という商品で、カラーはブラックウォルナットです。

地下室で採光がないこともあり、色味的に暗くなりすぎないか心配でしたが、1階とはがらりとイメージが変わってこれはこれで落ち着いた、いい雰囲気です。

 

入り口側で、ドアを開けた状態と閉めた状態。

 

右側の角に柱のようなものが出来ていますが、24時間換気のダクトスペースが必要だったためです。ドアの前、天井にあるのが地下室用の24時間換気ユニットですね。

 

入口ドアの横の扉は階段下の収納スペース。

 

地下室唯一の収納スペースです。

 

地下室の広さは約8帖。広大な空間ではありませんが、個人(庶民)のお遊び空間としては十分です。

写真では少し暗いようにも見えますが、実際はそんなことはなく、十分な明るさがあります。

 

ノリと勢いで作ってしまったこの地下室ですが、用途としては、

・シアタールーム
・楽器練習室
・カラオケルーム
・作業室
・書斎
・避難部屋

あたりが想定されています。

 

・・・意外と多用途ですね。

 

「シアタールーム」は地下室の用途としては鉄板、同じく「楽器練習室」も定番でしょう。「たこやき。」はトランペットを趣味程度で嗜みますので、それで。

「カラオケルーム」はおまけですね。Nintendo SwitchでJOYSOUNDとかやれるらしいのでせっかくなので。

他の鉄板用途として「ワインセラー」がありますが、「たこやき。」は超下戸のため、用途には入っていません。

 

最初の2つについては初期からの構想なので、設備についても相応の対応をしています。

ひとつは防音ドア。

 

簡易防音ではなく、大建工業さんの中級グレードのきちんとした防音ドアを採用しています。

 

さらに壁の一部にも。

 

地下室でドアの周り、そして階段下収納の壁は鉄筋コンクリートではないため、防音性能が劣ります。その部分は気休め程度ですが、通常の下地ボードを遮音ボードに変更しています。(予定ではドアまわりの1面だけでしたが、部材が余っているようだったので、棟梁さんにお願いして階段下収納の部分にも使ってもらいました。)

 

そして天井。

 

防音だけでは音が籠ってしまい、気持ち悪いことになってしまうので、天井の吸音材で調整です。

また、この部材は調湿性も併せ持つらしいので、地下室最大の敵である高湿度対策にも期待しています。

 

他にも「シアタールーム」用に、調光式のダウンライトを採用しています。

 

「作業室」の用途は手芸など。

詳しくは「たこやき。」の、メインブログをご覧ください!(宣伝)

 

壁の一部には壁面収納の書棚を置く予定なので、「書斎」の意味合いも。

 

最後は「避難部屋」です。

「たこやき。」はうすは、立地的に台風の際に風の影響を強く受けそうです。特に心配しているわけではありませんが、風切り音やシャッターのガタガタ音などはかなり予想されるので、あまりうるさいときは地下室に避難・・・といったところです。

 

以上、地下室関連の紹介でした。

 

シアタールームの感想や、実際の楽器を吹いた時の感想などは、また引っ越しして落ち着いた後に。

あ、あとは地下室のメリットである「年間を通して温度が安定(温度差が少ない)」や、デメリットの「湿度が高くなりやすい」あたりも実績を報告できればと思います。

 

では次回。

最後にその他の設備関係を。

 

※追記1
 「避難部屋」の話ですが、引き渡しが終わった直後の2022年2月24日、ロシアのウクライナ侵攻が発生しました。ウクライナ国内へのミサイル攻撃等も発生しており、不謹慎な話ではありますが、それ以降まわりからシェルター呼ばわりされることが増えました。

※追記2
 さらに2022年の10月4日と11月3日。北朝鮮ミサイルによる「Jアラート(国民保護に関する情報)」が発動されました。その際の「建物の中、あるいは地下に避難してくだい。」のメッセージによって、さらにシェルター呼ばわりされることが増えています。

実際のところ、しっかりとロックできる防音ドアまであるので、その役割も果たせそうな気はします。(ドアが開かなくなる危険性は否定できませんが、そのレベルの被害が発生しているなら階上のほうがはるかに危険なはず。)