こんにちは、「たこやき。」です。
5月も最後の週に入ったところですが、週の頭の月曜日から唐突に湿度が上昇。梅雨入りが近づいてきたかなと思ったところ、早々に北部九州の梅雨入りが発表されました。
例年より早めの梅雨入り。昨年は梅雨時期の温湿度測定が出来ていなかったので、今年こそと思っていたのですが、より正確な測定機器を入手する前に梅雨入りしてしまいました。
まぁ比較には丁度良いかもしれませんし、今までと同じ機器で温湿度測定を行いました。
今回は梅雨入り2日目、1日中雨の梅雨らしい天気の日に、日中と夜に温湿度を測定しています。
まずは当日の気象庁データ。
それぞれの「気温・湿度」は気象庁の1時間毎の観測データから、測定時間に一番近い所を赤枠で囲っています。
では結果の方を。
まずは日中の結果。
測定日時は「2023/5/30 13:47」。
この時の外気温等は、気温「22.2℃」、湿度「91%」、天気は「雨」となっています。
なお、このときは仕事中に一時帰宅して測定したので、測定直前まで無人の状態で家電等もすべて待機状態での測定となります。
では最初に地上階のLDKと寝室の結果です。
温度26℃台、湿度は70%前後とかなり高め。それなりに不快で、カビ発育条件にかなり迫っている状況です。
そして地下室。
温度こそ1℃程度の差ですが、湿度は10%程度低くなっています。快適とは言いませんが、地上階に比べると体感でも不快度が低く感じました。
※後日改めて各機器ごとの湿度の値を比較したところ、地下室の機器のみ4~5%程度湿度が低く表示されているようでした。
従って、実際の値は63~64%程度と思われますが、上記の考察には影響ないかと思われます。
そしてなんとなく夜にも測定。
測定日時は「2023/5/30 21:01~21:02」。
この時の外気温等は、気温「19.4℃」、湿度「97%」、天気は「雨」となっています。
この時のLDKは妻がいてエアコンを軽く稼働させている状態、地下室は「たこやき。」がいてエアコンは使っていない状態です。
※こちらも実際は63%程度と思われます。
地下室は日中とほとんど変わっていません。地上階はエアコンを使用しているので、多少良くなっています。
体感的にもLDKのエアコンを軽く付けると、地上地下を行き来しても差がほとんど感じられなくなりました。
前回の記事でもその1つに触れていますが、地下室を作るにあたって、特に大きなデメリットとしてあげられるのが以下の3つ。
「建築コストが高い」
「湿度が高くなりやすい」
「固定資産税が高い」
の「3高」なんですが・・・。
地下室の「湿度」、あまり高くなっていないですね・・・。
一応、対策として、
・全熱交換式の24時間換気システム
・壁紙、天井材は調湿機能付き
・湿度が高い夏季は地下室のドアを閉める
(防音ドアのため、隙間がパッキンで塞がれ、湿気の流入を防いでいる?)
・ドライペット3個置き
あたりを実施しています。除湿機も設置はしてあるものの使用していません。
また、1年以上が経ち、コンクリート中の水分量が減ってきているのも有るかもしれません。(落ち着くまで1~2年かかるらしいです)
さらに建築時に現場監督が、「ここは湿度をあまり感じないですね。地下水の水位が地下室よりさらに深いからだと思います。」と言われていたように、立地の影響もあるのかと思います。
いずれにせよ嬉しい誤算。
この時期でもエアコン無しで十分いけます。
あとは真夏ですね。
昨年は中途半端な測定しか出来なかったので、今年はきちんと測定して、地下室のよさをアピールしたいと思います。
ではまた、何かあったときに~。