こんにちは、「たこやき。」です
引き渡しから1年以上が過ぎ、その感想を書きつつブログを放置してしまうこと約2ヶ月。
そうしているうちに、ついに恐怖の「固定資産税」の通知書が届きました。令和4年の2月が引渡しだったので、今回が初めてになります。
地下室付き住宅の「たこやき。」はうすを建てるにあたって、不安だったものの1つがこの「固定資産税」です。
そもそもが小さな平屋なので、そこまで心配いらないはずですが、鉄筋コンクリート造の地下室部分は通常より税金がお高くなります。
また、固定資産税の対象となる家屋の課税標準額は年数と共に低下(経年減価補正率と言う様です)していきますが、木造部分は1年目から早々に家屋の評価額の80%に下がり、27年かけて最終的には20%まで下がります。
しかしながら、耐用年数の長い鉄筋コンクリート造の地下室部分は、1年目の95.79%から始まり、45年かけてようやく20%になります。
これらの理由で、仮に床面積が同じ二階建て(地下の代わりに2階があるイメージ)と比較すると、支払う固定資産税は高くなってしまいます。
地下室について調べると、「湿度」と並んで必ずデメリットとしてあげられる点ですね。
実際のところはどうなのか、建築前にもいろいろと調べはしたのですが、「地下室は固定資産税が高くなります」という忠告は山ほどあれど、具体的なデータはほとんどありませんでした。(そりゃそうでしょうが)
ということで。
参考までに公開しておきます。
届いた通知書がこちら。
通知によると、今年の固定資産税は土地と家屋を合わせて「63,400円」。
「新築住宅に係る税額の減額措置」によって、家屋部分は3年間「1/2に減額」されていますので、これがなければ「121,800円」だったことになります。
「たこやき。」のシミュレーションでは念のため、高めに「165,000円」で設定していましたので、この程度でかなりほっとしました。
内訳が書いてある明細書がこちらです。
「家屋」の部分、色分けをしておきました。
赤い部分が地下室部分、青い部分が地上木造部分ですね。
今年度の課税標準額に、前述の経年減価補正率を反映させると元の評価額になると思われるので計算。
家屋の評価額は・・・
地下部分:1,999,532/0.9579=2,087,412円
地上部分:6,336.827/0.8000=7,921,033円
くらいの様です。(評価額が1,200万円減額される新築家屋の不動産取得税が発生しなかった事からも、評価額が1,200万円以下なのは間違いないところです。)
1㎡あたりの金額は・・・
地下部分:2,087,412/17.24=121,800円
地上部分:7,921,033/68.22=116,110円
となります。
思ったほどの差はないですね・・・。
地上部分は基礎部分や、ほとんどの住宅設備が評価に含まれるのに対し、地下部分は単純な地下室部分(壁、床、天井等)に、天井のエアコンや24時間換気しか設備がないためでしょうか?
ゴージャスではない単純な地下室なら、そこまでビビらなくても良いのかもしれません。
ということで、地下室付き住宅の固定資産税事情でした~。